今日は7月の20日。カントクは、家族そろって奥さんの実家に行ったのだそうです。
カントクの奥さんの実家は、セレッソ大阪の本拠地、長居競技場から徒歩10分くらいのところで、ビルなどの電気設備と工事の仕事をやっていたそうです。
カントクも、もうちょっとうまく立ち回っていれば、今頃はその会社を継いでいたのではないかというような雰囲気もないではなかったのですが、その会社は、ずっと勤めてくれていた番頭さん?にすべて譲ってしまって、お義父さんは、悠々自適の生活に入ってしまった。ちょうどそれはバブルが始まった頃のことだったそうです。
「これくらいあればもう働かなくても暮らしていけるだろう。」 というような目論見もあったようで、それは幾分はずれたようではあるけれど、その後、カントクの住む町の、カントクの家のすぐ近くに家を買って引っ越してきて、盆と正月にはカントク一家を家に呼んでくれて、
舌のとろけるような牛シャブや、アワビの活け造り、正月にはオガクズにくるまった、生きた伊勢海老などを持ってきてくれたりしているので、まぁ、老後の不安はないようです。
でも、カントクは、
「メシがうまいんや。うん、メシが。いい米なんよねきっと。」 と、そのあとで食べるご飯が楽しみなようです。
今日は、カントクがもうすぐ東京に行ってしまうというので、いつもお盆に集まるカントクの家族と、カントクの奥さんのお姉さんの家族とが一同に集まって食事をしようということになったようで、カントクは、ひさしぶりに逢ったお義兄さんなどともいろんな話をして、実はなんだかとっても感動していたようです。

こういうのって、いいなぁって思うんですよね。ボクはそのお義父さんにも、お義母さんにも、いや、カントクの家族誰とも逢ったことがなく、たぶんこれからも逢えないんだろうなとおもうけど。
今日は2008年7月20日 ボクがカントクと出逢うまで、あと13日・・くらい。