チャリです。今日は2010年6月24日。ひさしぶりに通勤。でも100mほど走ったところで「ガリッ!」って音がして、チェーンがはずれちゃった。
気温が上がったのと長い間調整してないから、チェーンの張りがゆるくなってたんだね。
カントクは、後輪にチェーンをかけて何回かペダルを押したり回したりしていたんだけど、チェーンが調節ネジの下に噛み込んでしまっていて、そう、ガリッていうのはここに噛み込んだ音だったんだね。どうも手では直せないようだ。カントクの手はチェーンについたオイルで真っ黒になってしまった。
近くにガソリンスタンドが見えたので、そこに入って、工具を貸してもらえないかと頼んだ。
若いスタッフが、レンチを持ってきてくれ、ネジをはずしてくれた。チェーンをかけ、手を洗わせてもらうと、そのスタッフ君がネジをもとに戻してくれている。
「一応締めときましたけど、これくらいでいいんですか?」なんて聞いてくれる。いい人だ。
カントクはレンチを受け取って、チェーンの張りを見ながらぐいぐいと締めていく。
「へぇ、このネジでチェーンの張りを調節するんですね。」とスタッフ。
そうか、こういう修理、やったことない人多いんだろうなぁ。
「そう、ここは自転車の中でも一番不思議な部品のひとつで、」と、カントクは言う。ネジを締めていくことで車軸を後に引っ張ってチェーンの張りを調節する。ネジの名前は知らないが、これを考え出した人は天才だ。
「本当は車軸を固定しているネジを緩めて車輪のバランスを見ながらやるんだが、時間がないので少々乱暴に締めた」って・・・。あとで見なおしてね・・。
礼を言って会社に急いだけど、結局修理に10分くらいかかったのかな。会社には2分くらい遅れちゃった。ゴメンね。
今日は2010年6月24日 カントクと出会ってから1年と326日。初めての故障・・・。